微生物群集構造解析

微生物を同定したいサンプルは、いつもシャーレで純粋培養されたものとは限りません。また、水、土壌、汚泥、食品など人々の生活環境中には、様々な微生物種の存在が確認されているものの、培養可能な微生物種はごく僅かであることが知られています。当社では、このようなサンプル中に含まれる微生物種の推定についてもお手伝いいたします。

微生物群集構造の評価
培養困難:培養法 微生物群集の評価に有効:DGGE解析・蛍光染色法(DAPI.CFDA) 

活性汚泥や土壌などの様々な生物種が混合した環境サンプルの微生物群集構造を知るには、群集を構成する微生物の同定が必要です。しかし培養法では培養条件により分離される微生物が異なり、また生きていても培養困難な状態の細胞を検出することは困難であり、群集構造の把握には適した方

DNAバンドパターンによりサンプル毎の群集構造の違いを視覚的に表現可能。
法と言えません。
このように培養困難な微生物を含め、全群集構造を把握するには、サンプルより細菌や真菌のDNAを抽出し解析する「DGGE解析」、RNAを対象とした「RT-PCR-DGGE解析」や、蛍光顕微鏡により微生物細胞をカウントする「蛍光染色法(DAPI, CFDA)」などが有効です。
依頼実績の紹介

実績 発酵処理槽内の主要な細菌種の推定


1: 一般的な分離培養では培養条件に大きく依存するため、ごく一部の細菌しか得られない。

2:株式会社テクノスルガ・ラボへ試験依頼。
3: 一律の条件ではなく、検体の種類や状態により前処理・DNA抽出方法を検討。

4: DGGE解析により培養することなく主要な細菌種を推定可能に。
培養せずに直接DNAを抽出




実績2 細菌? カビ? 酵母? 生物カテゴリーが不明なサンプルの菌種推定


1: 配管内に微生物が原因と推定される浮遊物と目詰まりが発生。

2:株式会社テクノスルガ・ラボへ試験依頼。

3:専門技術スタッフにより、細胞形態を観察。
  顕微鏡写真とその特徴の説明考察付で報告。

4: 追加試験として、蛍光染色法にて全菌数・生菌数測定、また細菌を対象にDGGE解析、カビを対象に形態観察。

5: 浮遊物と目詰まりの原因と推定される微生物を推定。
写真と特徴の説明考察付
蛍光染色法・DGGE解析


水質、土壌分析サービスについて

比較分析として、水や土壌検体の微生物数・微生物種の変化と共に、pH, DO, ORP, 各種有機物濃度・イオン濃度などの水質・土壌分析を同時に実施することも可能です。
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